2008-02-11 ArtNo.40585
◆PC周辺機器のJupiter、太陽光電池事業に進出
【コルカタ】『Frontech』ブランドのパーソナル・コンピューター(PC)用モニター、キャビネット、アクセサリーの製造を手がけるJupiter International Ltd(JIL)は太陽光電池製造事業に進出するため、ドイツ企業Centrotherm GmbHに年間300MW(メガワット)規模の太陽光電池製造施設を設けるターンキー契約を発注した。
インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月6/7日報じたところによると、JILは完全出資の特別目的会社Jupiter Solar Power Ltd(JSPL)を通じてヒマチャルプラデシュ州と西ベンガル州に、それぞれ太陽光電池工場を設ける計画だ。プロジェクトは3段階に分けて進め、合計1000クロー(US$2.54億)を投資する。
JILのAloke Garodia重役(MD)によると、第1期事業では150クロー(US$3812万)を投じヒマチャルプラデシュ州Baddiに今年11月までに年間840万ユニット、30MW相当の太陽光電池を製造する工場を設ける。
第2期事業では、西ベンガル州Kolkata近郊に同社が計画している情報技術(IT)特別経済区(SEZ)内に、およそ850クロー(US$2.16億)を投じ2段階に分けて太陽光電池180MW、PVモジュール120MWの製造施設を設ける。第1段階だけで2009年9月までにPVモジュール40MWの製造能力が備えられる。
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