【ニューデリー】今会計年度上半期(2007/4-9)のパーソナル・コンピューター(PC)販売台数はラップトップの伸びに支えられ前年同期比11％増の328万台をマークした。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルドが2月6日伝えたところによると、情報技術製造業者協会(MAIT:Manufacturers' Association for Information Technology)はこのほど発表した半期報告書の中で以上の数字を明らかにした。それによると、今年下半期にはおよそ40万台が販売され、今年通年のPC販売台数は前年の634万台から725万台に11万台ほど増加する見通しだ。
今年上半期のラップトップPC販売台数は前年同期比59％増の68万台以上と、PC販売台数全体の21％を占めた。デスクトップPC販売は同期に3％増加したにとどまった。
PC販売の伸びはテレコム／銀行／金融サービス／教育／BPO・IT対応サービス／電子政府事業により牽引された。ホーム・マーケットと中小企業の需要が旺盛だった反面、大企業の貢献は予想を下回った。技術革新と競争過熱でIT製品値下がりの潮流が持続した。国民1000人当たりのPC普及数は前年の22から25に拡大した。
ホーム・セグメントにおけるPC販売は今年上半期に72％の成長を遂げ、デスクトップPC販売全体の38％を占めた。これに対してビジネス・セグメントにおけるデスクトップPCの販売は17％の落ち込みを見、デスクトップPC販売全体に占めるシェアも前年同期の77％から62％に縮小した。
多国籍ブランドPC販売は33％増加、デスクトップPC販売全体に占めるそのシェアは48％に達したが、地元ブランドPCの販売は24％ダウン、デスクトップPC販売全体に占めるそのシェアも前年同期の23％から17％に縮小した。アセンブルPC販売も10％減少、デスクトップPC販売全体に占めるシェアは前年同期の40％から35％に下降した。
トップ4都市のラップトップPC販売に占める比率はホーム・セグメントに関しては49％、ビジネス・セグメントに関しては14％を占めた。次の4都市(Bangaloreを含む)が、ラップトップPC販売全体の10％を占め、残りの14都市が同76％を占めた。