SEAnews 2008-02-11 ArtNo.40581

【チェンナイ】三菱商事とその子会社－三菱商事テクノス株式会社／MC Machinery Systems, Inc(MCMSI)／インド三菱商事－は､タミールナド州Coimbatore拠点のCraftsman Automation Pvt Ltd(CAPL)と手を組み､インドにおける産業機械の販売・サービスを手がけるMC Craftsman Machinery Private Limited (MCCM)を設立した｡
ザ・ヒンドゥー、Netindia123、TradingMarkets、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月7／9日報じたところによると、三菱商事／CAPL／MCMSI／テクノス／インド三菱商事各社のMCCMへの出資率は45：30：15：5：5、当初出資金は2億円、初年度の売上げ目標は20億円。
MCCM は､2008年1月より三菱電機株式会社製の放電加工機およびCO2 レーザ加工機の販売を開始､金型業界や板金業界向け工作機械の取扱いも順次始める｡本社オフィス兼メイン技術センターはタミールナド州コインバトールに置き､インドの主要工業地域の北部New Delhi､西部マハラシュトラ州Pune､南部タミールナド州Chennaiにそれぞれ支店と技術センターを設ける｡
MCCMの田口洋二初代社長(MD)によると、MCCMは､工作機械販売で市場における経験と実績を積んだMCMSIや三菱商事テクノス､インドにおける高精度金型･機械部品の大手メーカーCAPL､さらには放電加工機／CO2レーザ加工機メーカー三菱電機の全面的な協力を得て､製品の販売を行う他､インドでなお未発達な先端加工技術やノウハウを提供､インド製造業の発展に寄与すると言う｡