2008-02-06 ArtNo.40567
◆RIL、Gujarat Mineralと合弁で褐炭ガス化計画推進
【アーマダバード】Reliance Industries Ltd (RIL)とGujarat Mineral Development Corporation (GMDC)は合弁会社を設立し、グジャラート州とラジャスタン州において褐炭のガス化計画を進める。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月5日報じたところによると、グジャラート州の5カ所と、ラジャスタン州の2カ所が候補地としてリストアップされており、比較的深い地層に存在する褐炭のガス化が図られる。
RILとGMDCは既に昨年11月に51:49の出資率で合弁会社を設立する株主協定を結んでいるが、プロジェクトを進め、実際に合弁会社を設立するには、政府の認可を取得する必要がある。関係認可は1ヶ月以内に下りる見通しだ。その後探査と試掘を行い褐炭の存在を確認する。合弁事業の当初投資額は100クロー(US$2542万)前後と見積もられ、7カ所における探査と試験燃焼が行われるまでには400クロー(US$1.02億)近くの投資が必要と見られる。一部のサイトでは発電も計画しており、250MW(メガワット)近い発電施設が設けられる。計画が軌道に乗れば公開公募(IOP)を通じ新資金を調達する。
この他、両社は、良質の石炭が確保されれば、石炭を液化する可能性も検討している。その際は中央政府に石炭液化計画のための炭坑の割当を申請する。この種の炭坑は主にポンディシェリー直轄区、ケララ州、デリー州、マハラシュトラ州に位置していると言う。
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