2008-02-04 ArtNo.40563
◆Dow Chem、プネー施設をグローバルR&Dセンターに
【プネー】化学品やポリマーの製造を手がける米国ミシガン州ミッドランド拠点のDow Chemicals(DC)はマハラシュトラ州Puneに設ける新施設を、インド国内市場や国際市場における強みになるような様々な製品の研究を手がけるグローバル研究開発(R&D)センターにする計画だ。
ビジネス・スタンダードが2月2日伝えたところによると、DCのインド子会社Dow Chemicals International(DCI)のRamesh Ramachandran社長兼CEOは1日以上の方針を明らかにした。それによると、マハラシュトラ州Puneから40キロ、Chakan付近のShinde村に400クロー(US$1.02億)を投じ、来年半ばの稼働を目処に新センターを設ける。同センターには科学者や研究員約500人が勤務、省エネ/水/低コスト住宅等の領域における研究を手がける。特に新分子種の開発や既存分子種の新たな応用技術の開発に照準を合わせ、例えば農業ベースの原料を用い、金属に取って代わる新素材の開発を目指す。
米国以外にこの種の施設を設けるのは初めてのことだが、同社は上海と欧州にも同様の施設を設けることを検討している。しかしインドで製造業務を手がける計画はないと言う。
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