2008-02-01 ArtNo.40545
◆オリッサ州政府、鉄鋼プロジェクト3件の覚書に調印
【ブーバネスワル】オリッサ州政府は29日、Pradhan Steel and Power Private Limited(PSPPL)/Atha Mines Private Limited(AMPL)/Tecton Ispat Private Limited(TIPL)3社と、鉄鋼プロジェクト3件の覚書を交換した。
インディアン・エクスプレスが1月29日伝えたところによると、PSPPLは606クロー(US$1.54億)を投じCuttack県Dhurusiaの460エーカーの土地に年産50万トンのスチール・プラントと24MW(メガワット)の発電施設を、AMPLは291.6クロー(US$7411万)を投じDhenkanal県Tarkabedaに年産25万トンの鉄鋼プラントと27MWの発電施設を、TIPLは227.13クロー(US$5773万)を投じやはりDhenkanal県Tarkebedaの150エーカーの土地に年産25万トンの鉄鋼プラントと24MWの発電施設を、それぞれ設ける。3社は覚書調印の日から3年内にプロジェクトを完成せねばならない。
オリッサ州政府のAjit Tripathy総務次長が覚書調印式後語ったところによると、これによりオリッサ州政府が過去6年間に調印した鉄鋼プロジェクト関連の覚書は、Arcelor Mittal/Posco/Jindal/Tata Steel等のメガ・プロジェクト11件を含む49件に達し、合計投資額は20万クロー(US$508.32億)弱、合計年間キャパシティーは7566万トンにのぼる。これまでに26件のプロジェクトが部分的に操業を開始しており、その内訳は、海綿鉄年産396万トン、銑鉄同45万トン、スチール同332万トン、発電キャパシティー308MW。しかしメガ・プロジェクトは何れも用地買収問題に直面している。
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