2008-01-30 ArtNo.40534
◆Air India/Jupiter/Airbus、MRO施設開設
【ニューデリー】Air IndiaとJupiter Aviationはフランス企業Airbusと手を組みインド国内にMRO(maintenance/repair/overhaul)施設を建設、全てのタイプのエアバス製航空機に補修サービスを提供する。
エコノミック・タイムズが1月26日伝えたところによると、Nicolas Sarkozy大統領に率いられるフランス代表団の立ち会いの下、3社は24日関係覚書に調印した。Air Indiaスポークスパースンによると、同覚書の下、同社は2ヶ月以内にMROビジネス・プランを立案する。同ビジネス・プランには、合弁会社の出資比率、MRO施設の建設地、投資の詳細、合弁会社取締役会の構成等が含まれ、先ずAir India取締役会に提出される。
その実、Jupiterとエアバスの親会社EADSは既に特定目的会社(SPV:special purpose vehicle)を設立し、MROプロジェクトの準備を進めている。同MRO施設はAir IndiaやJupiterのものだけではなく、他社のエアバス機にもサービスを提供する。
Air Indiaは米国企業Boeingと共同でマハラシュトラ州Nagpurに別のMRO施設を設ける計画も進めている。
|