2008-01-30 ArtNo.40532
◆Nissan Copper、引き抜き銅管製造施設増設
【ムンバイ】ボンベイ証券取引所(BSE)上場の銅管メーカーNissan Copper Ltd(NCL)は100クロー(US$2542万)近くを投じグジャラート州Silvassaの既存工場に年間製造能力6000トンの引き抜き銅管製造施設を増設する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとデカン・ヘラルドが1月26/27日報じたところによると、NCLのRatan Mardia重役(MD)はこのほど以上の消息を語った。それによると、Silvassa工場の年産能力は目下の所9600トンで、拡張計画は来年着手、2年で完成する。取締役会の承認も得、手始めに既存工場に隣接した用地を買収したが、当局の認可取得や資金調達等、他の手続きはまだ手をつけていない。内部余剰金以外については借入もしくは公募を通じて調達することになりそうだ。
NCLはマハラシュトラ州Umbergaonの引き抜き銅管製造施設の年産能力を1200トンから1800トンに拡張する工事を完了したばかりで、同拡張計画の資金は2006年12月に公開公募(IPO)を通じて調達した。新設備は今週完全稼働し、同社の銅管年産能力は1万800トンから1万1400トンに拡大する。
銅管の国内需要は向こう4年間年率20-25%の成長が見込まれ、国内需要の40%は輸入で賄われている。
NCLの2008年3月期予想年商は130クロー(US$3304万)、2008-09年のそれは250クロー(US$6354万)を見込んでいると言う。
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