SEAnews 2008-01-25 ArtNo.40515

【ニューデリー】インドの指導的GSM携帯電話サービス会社Vodafone-Essarは21日、向こう3年間に60億米ドルを投じ、契約者ベースを現在の4000万人から1億人に拡大する野心的計画を明らかにした。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月21／22日伝えたところによると、英国企業VodafoneのArun Sarin重役(CEO)は21日記者会見し以上の方針を語った。それによると、同社はインドにおける通信塔の建設、店舗の設置、新携帯電話端末の発売、新付加価値サービスの提供等に今後3年間に毎年20億米ドルを投資する。必要資金はVodafoneの内部余剰で賄う。
しかし周波数域の追加割当問題が早期に解決するよう望んでいる。追加投資は周波数域の割当と平行して進められる。とは言え同社はインド政府に既に要望書を提出しており、周波数域問題の先行きを楽観していると言う。
目下、Bharti Airtel、Reliance Communicationに次いで、第3位にランクされるVodafone-Essarは、新たに6つのサークルを手に入れ、全国規模のサービス展開を目指している。
Sarin氏によると、マドヤプラデシュ州では向こう数週間に新たな周波数域が利用可能になる。Sarin氏は今年一連の新サービスの提供を予定していると語ったが、サービスの詳細は明らかにしなかった。