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2008-01-23 ArtNo.40502
◆今年の鋼材輸入500万トン・マーク
【コルカタ】インドは昨年(2006-07)390万トンの鋼材を輸入したが、今年(2007-08)は500万トン、1万クロー(US$25.42億)を輸入する見通しだ。
ビジネス・スタンダードが1月18日報じたところによると、Tata Steel Limited (TSL)のB Muthuraman重役(MD)は、『第2回アジア鉱業大会(the 2nd Asian Mining Congress)』の席上、以上の見通しを明らかにした。それによると、国内の鋼材需要は毎年10~12%の成長が予想されるため、輸入は今後一層増加し、3年内に1000万トン、2万クロー(US$50.83億)に達する見通しだ。鋼材輸入を増加させないためには、毎年500万~1000万トンの鉄鋼製造能力を追加せねばならないが、用地買収の困難と、透明な鉱業政策の不在から、それは望めない。
インドは豊富な鉱物資源を有すると一般に思われているが、これは誤りである。鉱物資源は人口との対比を通じて判断せねばならない。インドの国民一人当たりの鉄鉱石資源は10トンで、ブラジルの333トン、オーストラリアの2000トンを遙かに下回る。他の金属資源シナリオについても大差はない。鉄鉱石の輸出は、国内における付加価値形成を犠牲にして、海外に投資機会を創出するに他ならないと言う。
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