2008-01-14 ArtNo.40458
◆Bajaj Auto、小型乗用車プロットタイプお披露目
【ニューデリー】インド第2の二輪車メーカー、Bajaj Auto Ltd(BAL)は8日、独自開発した小型乗用車のプロットタイプをお披露目するとともに、ルノー&日産と手を携え4年内に小型乗用車を発売する方針を明らかにした。しかし同社の小型車は決して10万ルピー・カーではないと言う。
ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが1月9日伝えたところによると、プロットタイプはBALの研究開発(R&D)チームが『LITE』と言うBAL独自のプラットフォームをベースに開発したもので、『LITE』は軽商用車を含む全ての四輪車の共通のプラットフォーム。BALのRajiv Bajaj重役(MD)によると、市場に出回る如何なる小型乗用車よりも高い燃費が実現されるが、プロットタイプはなお様々な試験段階にある。BALはまたパートナーについて様々な検討を進めており、ルノーとの交渉に関しては、新合弁会社を設けるか否か、ルノーが同合弁事業に出資するかどうかと言った具体的内容はまだ決まっていない。話し合いを継続し、投資額や製造施設を含む細部を詰める。事業化調査は来月完了し、投資計画の詳細も明らかになる見通しだ。
機動性を備え、市内交通に適した低コスト小型乗用車は2~4年のタイムフレームで、したがって2010年までに市場に投入される。現在市場に出回っているものより多少小さ目で、ガソリンとディーゼル2種類の2サイクル・エンジンを搭載、マニュアルとオートマチックの中間のセミオートマチック・ギアを採用する。プラットフォーム、エンジン、トランスミッションの仕様は、小型乗用車だけでなく、計画中の軽商用車新モデルにも採用されると言う。
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