2008-01-14 ArtNo.40457
◆ラタン・タタ氏、10万ルピー・カー『Nano』お披露目
【ニューデリー】タタ・グループのRatan Tata会長は10日、ニューデリーで開催中の第9回オートエクスポ会場で同氏が4年前に公約した10万ルピー(US$2542)の夢の国民車『Nano』をお披露目した。
インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルドが1月11日報じたところによると、623cc、33馬力、MPFI(Multi-Point Fuel Injection)ガソリン・エンジンを搭載、後輪駆動の『Nano』は、スタンダード・モデルと2種類のデラックス・モデルを選べる。Bharat Stage-IIIおよびEuro-IV排ガス基準を満たしており、西ベンガル州Singurに設けられる新工場で今年下半期から商業生産される。
スタンダード・モデルの店頭価格は10万ルピーだが、付加価値税と輸送コストを加えると、10万ルピーを上回り、エアコン等が装備されたデラックス・モデルはさらに高めになる。Nanoの全長はMaruti 800を8%下回るが、車内のスペースは21%広くなっている。
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