SEAnews 2008-01-09 ArtNo.40456

【ニューデリー】インドの2007年11月の輸出総額は4万9000クロー／124億2000万米ドルと、前年同月の4万3943クロー／－に比べ、ルピー建てで11.5％、米ドル建てで26.82％の成長を見たものの、ルピー建てで17.88％、米ドル建てで35％の成長を見た前月2007年10月の5万2561クロー／133億米ドルの輸出を、絶対額でも、成長率でも下回り、ルピーの対米ドル相場高騰の影響を窺わせた。
インディアン・エクスプレスが1月1日伝えたところによると、11月の輸入額は7万8209クロー／198億3000万米ドルと、前年同月の6万8811クロー／153億4000万米ドルに比べ、ルピー建てで13.66％、米ドル建てで29.26％成長した。
昨年11月の石油輸入は58億2300万米ドルと、前年同月の49億8900万米ドルに比べ16.72％増加した。昨年11月の非石油輸入は140億米ドルと、前年同月の103億5000万米ドルに比べ35.3％増加した。この結果、昨年11月の貿易赤字は、前年同月の55億米ドルから74億米ドルに拡大した。
ルピーの対米ドル相場は2007年4月3日から2007年11月20日の間に9.7％、2006年10月以来1年間に15.1％、それぞれ上昇した。
年初8ヶ月(2007年4-11)の輸出は39万8386クローと、前年同期の36万8807クローに比べ、ルピー建てで8.02％増加した。
年初8ヶ月の輸入は61万2356クローと、前年同期の54万4674クローに比べ、ルピー建てで12.4％増加した。
年初8ヶ月の貿易赤字は前年同期の384億8000万米ドルから528億米ドルに拡大した。
インド輸出組織連盟(FIEO:Federation of Indian Export Organisations)のGanesh Gupta会頭によると、労働集約産業の繊維／皮革／手工芸品部門の輸出はマイナス成長に陥ったと言う。