2007-12-24 ArtNo.40439
◆JSW Steel、ドイツ鉄道と鉄鉱石輸送合弁協議
【ニューデリー】Jindal South West Steel Ltd(JSW)とドイツ鉄道Deutsche Bahn(DB)は、JSWが所有する鉄鉱山からカルナタカ州Toranagalluの同社製鉄所まで鉄鉱石を輸送する合弁交渉を進めている。
エコノミック・タイムズが12月21日報じたところによると、DBスポークスマンはSteel Business Briefing(SBB)に以上の消息を語るとともに、「DBとJSWは関係交渉を進めているが、合弁の詳細や、いつ実行されるかを現時点で明らかにすることはできない」と付言した。しかしJSWグループのSeshagiri Rao財務担当取締役は「自分はそのようなことは何も聞いていない」と語った。
DBはドイツ国内の鉄道輸送をほぼ独占しているものの、ドイツ国内でも欧州の他の地域でも未だかつて個々の工場とその種の輸送合弁を結んだことがない。DBはロジスティクス子会社Schenkerを通じてインド・ビジネスを手掛けており、インド国内に1200人の従業員を擁する。
DBスポークスマンによると、インドでは鉄鋼業と自動車産業が急速に成長しており、これら両部門は鉄道の主要顧客でもある。SBBによると、欧州の自動車業界顧客がインドに拠点を設ける中で、DBもインド進出を果たしたと言う。
【ムンバイ】Uttam Galva Steels Ltd(UGSL)は20日、来年1月1日に亜鉛鍍金製品価格をトン当たり1000ルピー引き上げると発表した。エコノミック・タイムズが12月20日伝えたところによると、UGSLは1月10~15日の間に一層の値上げを発表する可能性がある。
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