2007-12-21 ArtNo.40423
◆商工相、米ハーレー社製バイクの関税引下げを首相と協議
【ニューデリー】Kamal Nath商工相は12月18日、米Harley Davidson社製オートバイの輸入関税引下げについてManmohan Singh首相と協議する考えを明らかにした。
インディアン・エクスプレスが12月18日報じたところによると、Nath商工相は、米政府に前向きな政治シグナルを送るためオートバイ輸入の関税引下げを検討するよう首相に書簡で提案したとされるが、同相は同日、この件について首相とさらに協議したいと語った。
今年4月、インド政府はインド産マンゴーの対米輸出許可の見返りとして『Euro III』排ガス規制に適合した800cc以上のオートバイの輸入を認める規制緩和を決定した。海外の二輪車メーカーはこの規制緩和を歓迎、インド市場へのハイエンドバイクの投入計画を相次いで発表した。現在、輸入オートバイの価格は高関税のため元の価格のほぼ2倍になっている。
しかしHarley Davidson社は別の問題にも直面している。インドで輸入販売が認められる自動二輪車は各国政府が定める検査機関で合格した製品に限られるが、米国には自動二輪車の規格を所管する機関がない。
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