SEAnews 2007-12-19 ArtNo.40420

【ニューデリー】国営電話会社Bharat Sanchar Nigam Ltd (BSNL)は12月13日、Nokia Siemens Networksが金額を不満として受注を辞退したGSM900万回線の入札を近く改めて募集すると発表した。
ザ・ヒンドゥーが12月14日伝えたところによると、BSNLのKuldeep Goyal会長兼社長は「来年1月にGSM回線追加の入札を改めて実施する」と取材陣に語った。入札条件を緩和して応札企業を増やす考えはあるかとの質問に同氏は、「全般的な検討が行われており、一部条項に変更があるかもしれない」と述べた。
前回のGSM2250万回線の入札ではMotorolaが技術的理由で失格となり、中国の2社はインドに製造施設をもたないため参加できなかった。製造施設の条項は今回、応札企業を増やすため削除される可能性がある。
BSNLは最低入札額で契約の60％を受注したEricssonに、Nokia Siemensが受注を辞退した40％も引き受けるよう求めたが、Ericssonはこれを受け入れなかった。Ericssonは受注した1350万回線の工事にすでに着手しており、3～4カ月で完了する。