2007-12-07 ArtNo.40379
◆Bajaj Auto、KTM持ち分を18.8%に拡大
【ニューデリー】インド第2位のバイク・メーカーBajaj Auto Ltdは欧州第2位のスポーツバイク・メーカーKTM Power Sports AGの持ち分を14.5%から18.8%に拡大した。最終的に同持ち分を25%に引き上げ最大株主になる計画だ。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月1/2/3/5日報じたところによると、Bajajは今年11月、「広範囲の協力」協定の一環として、同社の完全出資オランダ子会社を通じ、株式市場においてKTMの株式の14.5%を300~350クロー(US$7243万~8451万)で取得、その後18.8%まで高めた。
両社はインドおよび海外市場向けストリートバイクを開発するため125~250ccバイク用の高性能水冷エンジンを共同開発、BajajモデルとKTMモデルのバイクに搭載する。Bajajはインド、南アジア、東南アジア市場で、KTMは欧州市場でストリートバイク新製品を販売する。両社の提携は製品開発、技術協力、流通販売などにわたる。
Rahul Bajaj会長によると、同社はKTMのほかにも企業買収を行う考えで、数社と交渉中という。
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