SEAnews 2007-12-05 ArtNo.40368

【ニューデリー】Maruti Suzuki India Ltd(MSIL)の11月の車輌販売台数は6万5216台と、昨年同月の5万2574台に比べ24％増加した。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダードが12月1／2／4日伝えたところによると、SX4やEsteemを含むＡ3セグメントの販売台数は104.5％増の4260台、Ａ2セグメントは28.6％増の4万7641台をマークした。Ａ2セグメントの中では特にエントリー・レベル・ハッチバック・カーAltoの販売台数が2万2784台と過去最高を記録した。Gypsy／Grand Vitara等のMUVセグメントも37.3％増の331台が販売された。しかしMaruti 800の販売台数は昨年同月の6040台から5653台に引き続き6.4％の落ち込みを見た。輸出台数も昨年同月の2459台から4483台に82.3％増加した。
Prabhudas Lilladherの自動車市場アナリストMahantesh Sabarad氏は、「MSILは12月に工場の操業を停止することから、購入予約を前倒しして売上げを拡大した可能性もある」とコメントした。
インド第2の乗用車メーカー、Hyundai Motor India (HMIL)の11月の販売台数は新発売した小型車i10の好調な売れ行き等に支えられ、昨年同月の1万6506台から1万9052台に15.42％、General Motors(GM)のそれは同2554台から5356台に110％、Mahindra and Mahindra(M&M)のそれは同1万3154台から1万7846台に35％、SkodaAutoのそれは同926台から937台に1.19％、それぞれ増加した。GMは最大の売れ筋多用途車(utility vehicle)Taveraが1703台をマークしたが、小型車Sparkは製造面の限界から1426台にとどまった。M&MはRenaultとの合弁が奏功し、Logan1561台を販売した。
しかしHonda Siel Cars Indiaの11月の販売台数は、昨年同月の4675台から4425台に5.34％下降、Tata Motorsの乗用車販売台数も昨年同月比16％減の1万6322台にとどまった。