2007-12-05 ArtNo.40365
◆Videocon、製鉄/発電計画用地取得目指し地主と直接交渉
【コルカタ】先月、西ベンガル州政府と1万5000クロー(US$37.72億)の製鉄/発電事業計画覚書を取り交わしたVideoconグループは同州Asansol付近に2000エーカーの用地を確保するため、地主と直接交渉を開始した。
ビジネス・スタンダードが12月1日報じたところによると、VideoconグループのVenugopal Dhoot会長はこのほど以上の消息を語った。西ベンガル州政府はこれまで、西ベンガル工業開発公社(WBIDC:West Bengal Industrial Development Corporation)を通じて土地買収を行ており、Videoconが地主と直接交渉することを認めたのは、州政府の姿勢の大きな転換と言える。
Dhoot氏によると、グループは2000エーカーの土地を必要としており、250人の地主と交渉している。グループは合弁会社を設けてプロジェクトを進める計画で、同合弁会社の株式もオファーしたが、地主のほぼ95%が現金取引を希望している。グループは地主に一世帯当たり1人を社員として採用することも保証している。しかし『西ベンガル市街地土地所有制限法(West Bengal Urban Land Ceiling Act)』は工業事業者による大規模な土地買収を認めていないことから、実際の取引はまだ行っていないと言う。
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