2007-12-05 ArtNo.40364
◆Moser Baer、ラジャスタン州に大型太陽光発電所建設
【ニューデリー】地元光学ディスク・メーカーMoser Baer India Ltd(MBIL)の完全出資子会社Moser Baer Photo Voltaic Ltd (MBPV)は、2500万米ドルを投じ、ラジャスタン州に送電網にリンクした国内最大の太陽光発電所(solar farm)を建設する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが12月1/2日、MBPVのステートメントを引用し報じたところによると、ラジャスタン州の州都Jaipurで11月30日催された『復興するラジャスタン(Resurgent Rajasthan)』と題するサミットの会場で、MBPVと州営のラジャスタン再生可能エネルギー公社(RREC:Rajasthan Renewable Energy Corporation)は、州内に発電能力1-5MW(メガワット)の太陽光発電施設を設ける覚書に調印した。プロジェクト投資額は1MW当たり450万米ドルとして、2500万米ドル、およそ100クローと見積もられる。
MVPVのRavi Khanna重役(CEO)によると、南アジア地域協力連合(SAARC)地域には、この種の大型太陽光発電所を設ける大きな機会が存在する。MBPVは、国際太陽光発電会社やクリーン・エネルギー基金と提携しSAARCの太陽光発電市場を開拓する計画だ。
MBPVは、2010年までに500MWの製造能力を備えた世界的PV機器製造業者になる計画で、結晶シリコン(crystalline silicon)/集光器(concentrator)/薄膜技術(thin film technologies)等の先端技術を併用した新製造施設を、ウッタルプルデシュ州Greater Noidaの特別経済区(SEZ)に設けると言う。
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