2007-11-23 ArtNo.40321
◆UCIL、AP州ウラン採掘・精錬プロジェクトに着手
【ハイデラバード】Uranium Corporation of India Ltd (UCIL)は、環境保護論者の反対にも関わらず、アンドラプラデシュ州Kadapa県Tummalapalle村のウラン採掘・精錬プロジェクトに着手する。
インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月20日報じたところによると、Y.S. Rajasekhara Reddy同州首席大臣の立ち会いの下20日ウラン工場の定礎式が催された。Reddy首席大臣によれば、露天掘りでウラン採掘を行っているジャールカンド州Jaduguda村のインド初のウラン工場とは異なり、Tummalapalleのプロジェクトは坑道掘りのため、周辺への放射能の影響はない。同相は、「このプロジェクトは私の自宅近く、また私の選挙区内で行われる。私も環境保護論者と同様、あるいはそれ以上に環境問題に関心がある。UCILは『鉱山周辺への放射能の影響はない。また放射性廃棄物で環境が汚染される恐れはなく、あらゆる予防措置を講じる』と確約した」と語った。
プロジェクト投資額は1106.25クロー(US$2億6710万)で、処理能力3000トン/日の工場の36カ月以内の稼動が目指されている。
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