2007-11-23 ArtNo.40316
◆Jaguar/Land Rover労組、Tata Motorsの買収提案を支持
【ロンドン】Ford Motors Coの在英労働者を代表する英国最大の労組は、インドのTata Motors Ltd(TML)が高級車ブランド『Jaguar』と『Land Rover』を買収することを支持した。
エコノミック・タイムズが11月22日伝えたところによると、Transport and General Workers Union (T&G)書記長も務めるT&G傘下UniteのTony Woodley書記長補は21日夕刻記者会見し、TMLによるJaguar/Land Rover買収を支持する労組の立場を明らかにした。それによると、ジャガー/ランドローバー製造工場の労組代表はフォード・グループにとどまることを希望しているが、仮にフォードが手放す方針を決めるとすれば、製造業界における強固なプレゼンスと良好なレコードを有し労働者の最善の利益を図るようなバイヤーに売却されることを望んでいる。労組代表は予備選考を通過した入札者のプレゼンテーションを検討した結果、TMLがジャガー/ランドローバー労働者の最善の利益を図ると言う基準を最も満たしていると判断したと言う。
フォードが仮にTMLへの売却を決めたとして、その額は依然不明だが、Merrill Lynchは今年初、13億~15億米ドルと見積もっていた。
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