2007-11-21 ArtNo.40309
◆Canon India、2級都市のプレゼンス強化し売上倍増目指す
【バンガロール】Canon Indiaは第2級都市(tier II city)でのプレゼンス強化を梃子に2008年までに売上高を2006年の400クロー(US$9658万)から800クロー(US$1億9316万)に倍増させる計画だ。
エコノミック・タイムズが11月17日報じたところによると、Canonはインド進出以来10年間に平均およそ18%の成長を遂げ、2007年の10カ月間には38%の売上増を記録した。
Canon IndiaのAlok Bhardwaj副社長は「インド経済は9%の成長を遂げるとみられ、われわれは今後3年間、30%成長を維持できるだろう」と語る。大都市圏におけるプレゼンスを確立した同社は有望市場の第2級都市におけるプレゼンスも強化していく計画で、カバー範囲を現在の18都市から2008年には30都市に拡大する。また従業員も現在の500人から2008年には700人に増員する。同社は法人顧客向けアウトレット3店舗と、個人顧客向けセンター6カ所を設置する計画だ。
現在売上高の45%は複写機が占め、以下デジタルカメラが30%、プリンタが21%と続く。特にデジタルカメラの市場シェアは27.8%と、トップに立っている。
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