【チェンナイ】Surana Industries Ltd(SIL)は北京首鋼機電有限公司(Beijing Shougang Machinery and Electric Company Ltd)と、棒鋼・線材製造設備(bar and wire rod mill)の購入・据え付け契約を結んだ。契約額は1458万米ドル。
インディアン・エクスプレスとザ・ヒンドゥーが11月17日SILの16日のステートメントとDinesh Surana同社重役(MD)の言を引用し伝えたところによると、SILはカルナタカ州Raichurに473クロー(US$1.19億)を投じて総合的な鉄鋼プラントを設ける。北京首鋼機電に発注した棒鋼・線材製造設備はその一部を成す。年産20万トンの棒鋼・線材製造施設は2008年9月までに稼働する予定で、北京首鋼機電は関係する設備・機械・備品・ソフトウェアの設計/製造/納入を引き受けた。
自動車産業向け特殊鋼の製造が目指されるRaichur総合製鉄所では、この他、年産12万8000トン海綿鉄製造施設、同22万5000トンの鉄鋼溶解設備(steel melting shop)、同20万トンの圧延施設、35MW(メガワット)の発電施設が設けられる。熟練工/未熟練工合わせて1200人以上が雇用される。カルナタカ州政府は同プロジェクトに300エーカーの用地を割り当てている。ちなみにSILの昨年度売上げは778クロー(US$1.96億)、純益は30クロー(US$754万)だった。