2007-11-21 ArtNo.40303
◆新日鉄/Tata Steelの合弁交渉近く正式合意
【コルカタ】新日本製鉄とTata Steelの自動車鋼板製造合弁交渉は進捗しており、間もなく正式合意がなされるものと見られる。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月17日報じたところによると、Tata Steelは株主割当による増資を目下実施中で、この件について公式発表を控えている。
消息筋によると、自動車用冷延鋼板の合弁事業についての交渉が今年3月から続いており、10月にはTata GroupのRatan Tata会長と新日鉄の三村明夫社長がこの件について日本で会談した。
Tata Steelとの合弁生産が実現すれば、インドで現地生産を行う日系鉄鋼メーカー第1号になる。新日鉄は海外では米国、中国、ブラジルに自動車用鋼板の工場をもち、Tataとの合弁は4カ所目。インドの自動車用鋼板の年間市場規模は80万トンで、うちTataが45%のシェアをもつ。
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