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2007-11-14 ArtNo.40285
◆自動車各社、E10仕様に着手
【ムンバイ】政府が目標に掲げるガソリンのバイオエタノール混合率10%(E10)に対応するため大手自動車メーカーの中にE10仕様に着手する動きが出ている。
ビジネス・スタンダードが11月12日、部品業者筋の話として報じたところによると、最大手Tata Motorsは来年市場に投入する超低価格小型車『10万ルピー車』をE10仕様にする作業にすでに着手しているようだ。しかしRavi Kant同社重役(MD)は「政府はそのこと(エタノール混合率の引き上げ)についてまだ検討中のようだし、自分は技術問題は不案内なためコメントは控えたい」と語った。
Maruti Suzuki IndiaもE10に対応するため既存エンジンの改良を行っている。同社のI. V. Rao研究開発担当重役(Chief GM)は「既存モデルはすべて(エタノール混合率5%の)E5仕様だが、政府が混合率の引き上げを決定すれば、エンジンの燃料供給システムに軽度の調整が必要だろう。さもないとゴムとプラスチックが破損する」と語る。
他方、Hyundai Motor IndiaはE10への対応は難しいと見ている。同社スポークスマンは「その種の変更を行う準備はできていない。わが社の製品にE10仕様のものはない。新たな混合率に合わせてエンジンを再設計しなければならないだろう。エンジン改良の時間的猶予を期待している。目下のところエンジン改良には着手しておらず、既存モデルについても何も決まっていない」と述べた。
Mahindra & MahindraのArun Jauraエンジニアリング担当副社長は「エンジンの構造変更は小規模なもので、コストを販売価格に転嫁することはない」と語る。
インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)のDilip Chenoy会長は「われわれは政府の方針に反対しないが、メーカーが対応できるよう妥当な猶予期間を設けるような安定した政策を期待する」と政府に注文した。
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