2007-11-14 ArtNo.40281
◆ABG Heavyのパラディプ港石炭埠頭近く稼働
【ムンバイ】ABG Heavy Industries Ltd(AHIL)がオリッサ州Paradip港に設けた石炭ターミナルは12月までに稼働する。AHILは、バラ荷/一般貨物/その他のターミナル・プロジェクトに入札するとともに、コンテナ・ターミナル・プロジェクトや関係業務に参画する機会を探っている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月10日伝えたところによると、AHILは最近カルナタカ州New Mangalore港とParadip港におけるターミナル運営ライセンスを取得、New Mangalore港のターミナルは9月に稼働した。
AHILは西ベンガル州Kolkataのコンテナ・ターミナルを2005年4月以来OOM(own-operate-maintain)契約に基づき経営している。昨会計年度の同ターミナルの処理量は17万TEU(20フィート・コンテナ換算単位)で、今年は20万TEUに達するものと予想されている。AHILのSaket Agarwal取締役によると、コルカタ・コンテナ・ターミナルの処理量は1年足らずの内に2倍以上に拡大したと言う。
AHILは、石油精製施設/石油化学施設/橋梁建設等のインフラ領域の需要に応じるため、ドイツ企業Terex-Demag GMBH & Coから世界最大の3200トン起重機を購入する契約(額未詳)を結んだ。Terex CranesのSteve Filipov社長によると、同社は西アジアや他の地域から注文を受けているが、インドは同社からこの種のクレーンの引き渡しを受ける3番目の国と言う。
ABG のクレーンは、全国の炭化水素/風力発電/製鋼/セメント/その他の工業及びインフラプロジェクトに使用されていると言う。
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