【ムンバイ】ジャールカンド州Tilaiyaに4000MW(メガワット)のウルトラ・メガ発電所(UMP:ultra mega power)を建設する計画には、Reliance Energy Ltd(REL)/Tata Power Company(TPC)/国営National Thermal Power Corporation (NTPC)を含む13社が応札した。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが11月13日報じたところによると、UMPプロジェクトの結節機関を務めるPower Finance Corporation(PFC)は12日、以上の消息を明らかにした。それによると締め切り期限のこの日までに入札資格審査(RFQ:Request For Qualification)書類を提出したこの他の企業には、Torrent Power、Essar、Sterlite、Citra Thermal Power and Infrastructure、Lanco-Genting consortium、マレーシア企業Dian Wijaya、Jindal Steel and Power、米国AES、GVK Power、Larsen & Toubro (L&T)が名を連ねている。審査委員会は今後15日間に書類審査を終え、その後、入札提案書(RFP:request for proposals)の提出もしくは価格入札(price bid)を募集する。
PFCは当初、10社からRFQの提出を受けたが、その後閣僚グループがRFQに修正を加える方針を決め、改めてRFQを募集した。PFCは12月14日までに入札者の絞り込みを完了する計画だ。価格入札の最終期限は2008年3月23日とされ、2008年6月23日に落札者と正式契約が結ばれる予定だ。
Tilaiya発電所建設計画は公共民間協力(PPP:public private partnership)コンセプトに基づく早期着工方式の下に実行される4番目のUMPプロジェクトで、既にデリー、ウッタルプラデシュ州、パンジャブ州、ハリヤナ州、マドヤプラデシュ州、グジャラート州、マハラシュトラ州、ビハール州、ジャールカンド州が電力の購入を約束していると言う。