2007-11-09 ArtNo.40259
◆自動車用特殊鋼のAdhunik Metaliks、圧延施設の操業開始
【コルカタ】西ベンガル州Kolkataを拠点に自動車用スチールや特殊鋼の製造を手掛けるAdhunik Metaliks Ltd(AML)は、オリッサ州Rourkela近郊Kuarmundaの製鉄所内に設けた最新式圧延施設の操業を開始した。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが11月5/6日伝えたところによると、圧延施設の設置は、オリッサ州における第2次拡張計画の一環で、新設備は幅広い圧延製品を製造できる。これまでこの種の製品はサードパーティー圧延業者から購入して来た。AMLによると、これによりバリューチェーンを遡り、中間財製造業者から鉄鋼完成品製造業者に変身、品質に対する要求が厳しい自動車コンポーネント・メーカーや自動車産業一級(tier I)顧客のニーズに応じることができる。
AMLは最近、自動車/エンジニアリング業界向け鍛造品の製造を手掛けるV Cube forge (India) Ltdの75%の権益を買収した。これにより事業の前方統合化が図れる。
AMLの2007年9月期四半期の粗売上げは昨年同期の195.03クロー(US$4904万)から259.16クロー(US$6516万)に拡大した。利子/減価償却費/税引前利益は同32.58クロー(US$819万)から39.59クロー(US$995万)に21%アップ、税引利益は20.20クロー(US$508万)から20.58クロー(US$517万)に微増した。
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