2007-11-09 ArtNo.40258
◆Stone India、鉄道車両用空気ばねの製造で住友電工と提携
【コルカタ】G P Goenkaグループの機関車部品メーカーStone India Ltd(SIL)は、インド国内で鉄道車輌用空気ばねを製造するため、住友電気工業電線・機材・エネルギー事業本部ハイブリッド製品事業部と技術提携した。
エコノミック・タイムズとザ・ヒンドゥーが11月6/7日、SILのステートメントを引用し報じたところによると、住友電工は日本国内における新幹線部品の納入や海外鉄道設備市場の主要プレーヤーとして知られる。新技術は従来の機械バネを空気ばねに転換するもので、高速列車の乗り心地をよくすることができる。同新技術の市場規模は15億ルピー(US$3772万)と見積もられる。SILのA Mondal重役(MD)によると、Indian Railways(IR)は毎年2万8000輌の客車を必要とする。これらの客車1輌当たりのIRに対する納入額は47万5000~55万ルピー。IRは新技術を導入し、既存の2万5000輌の客車をアップグレードする方針も明らかにしている。このため一層の需要が望めると言う。
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