【プネー】自動二輪/三輪車大手Bajaj Auto Ltd (BAL)は11月5日、欧米市場で知名度の高いオーストリアの大型自動二輪メーカーKTM Power Sports AGと広範囲にわたる業務提携を行うと発表した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが11月6日報じたところによると、KTMは新しいストリート・エントリーモデルのベースになる水冷4ストローク・エンジン(125cc/250cc)の共同開発に応じ、そのノウハウを提供する。KTMがオーストリアで開発と製造を行っている1190cc/990cc/690ccの既存車種に、BALとの提携で125ccのストリート製品が加わる。
四輪免許で125cc自動二輪の運転を認める新免許が全てのEU加盟国で導入されるのにともない、KTMはインドで製造したストリート車種のエントリーモデルを欧州市場で販売する。
BALはKTM製品のインドと東南アジア地域における販売を引き受ける。BALの声明によると、同社は完全出資のオランダ子会社Bajaj Auto International Holdings BVを通じてKTMの株式14.5%を取得した。