2007-11-05 ArtNo.40234
◆FACOR、オリッサ州製鉄・発電事業にUS$6億投資
【ニューデリー】金属と鉱物事業を手掛けるFerro Alloys Corporation (FACOR)は、2500クロー(US$6.29億)を投じ、オリッサ州に新製鉄所と発電所を2つ建設する。
エコノミック・タイムズが10月29/31日報じたところによると、FacorグループのR K Saraf会長は29日以上の計画を明らかにした。それによると、向こう数年間に2500クローを投じ、年産50万トンのステンレス・スチール製造施設と、45MW(メガワット)の自家用石炭火力発電施設及び250MWの独立電力供給業者(IPP)石炭火力発電施設を、それぞれ設ける。
新ステンレス鋼製造施設は、既存の合金鉄工場に隣接して設けられ、グループがアンドラプラデシュ州とオリッサ州で製造する年間14万トンの合金鉄を完全に吸収、グループがステンレス鋼市場の主要プレーヤーに成るのを可能にする。同社は現在年産6万トンのステンレス鋼製造施設を有する。
プロジェクトが完成すると、Facorは、合金鉄メーカーから、クロム鉱山、石炭火力発電所、合金鉄製造施設、ステンレス鋼製造施設を備えた総合プレヤーに変身する。
この他、Facorは60クロー(US$1509万)を投じて12MWの風力発電施設を建設することを検討しており、また鍛造施設を設けることも計画している。
Facorの2007年9月期第2四半期の売上げは前年同期比52.38%増の266クロー(US$6688万)、純益は同188.57%増の44クロー(US$1106万)をマーク、通年の売上げは1000クロー(US$2.51億)を見込んでいる。
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