2007-11-05 ArtNo.40229
◆Tata Realty、ドゥバイ企業と全国にロジスティクス・パーク開発
【ムンバイ】Tata Realty and Infrastructure Ltd (TRIL)はドゥバイ企業Jebel Ali Free Zone International(JAFZI)と、インド国内27カ所にビジネス&ロジスティクス・パークを開発する戦略提携を結んだ。
ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月31日/11月1日報じたところによると、両社は50:50の合弁会社を通じ、同プロジェクトに1万クロー(US$25.14億)を投じる計画だ。合弁会社の社名は未定。
JAFZIはアジア、西アジア、アフリカに数多くの経済ハブを開発、その内の1つドゥバイに設けられた『Jebel Ali Free Zone』には6000社が入居している。TRILはTata Sonsの100%子会社。Tata Sons取締役も務めるTRILのR K Krishna Kumar会長によると、TRILは2007年9月期の現金余剰7億5000万米ドルを全て同プロジェクトに注入することもできるし、Tata Sonsと組んで特殊会社を設立、同社を通じて資金を投入することもできる。最終的に如何なる方式で必要資金を賄うかは未定。ビジネス&ロジスティクス・パークは段階的に開発され、各パークの面積は200~600エーカー、それぞれ5~7年で完成する。
JAFZIのSamir Chaturvedi上級副社長によると、第1期計画には2400クロー(US$6.03億)が投じられ、7つのロジスティクス・パークが開発される。複数のメトロ郊外に用地の目星をつけており、最初のパークの開発は2008年下半期にスタートすると言う。
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