2007-10-31 ArtNo.40224
◆Ashok Leyland、日産と軽商用車領域で合弁
【ムンバイ】地元商用車メーカー、Ashok Leyland Ltd(ALL)は29日、日産自動車と、軽商用車及び伝動機構(Powertrain)の製造、そして技術開発の3領域の合弁に関わるマスター協力契約に調印した。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥーが10月29/30日報じたところによると、3件のプロジェクトの投資額は5億米ドルと見積もられる。ALLと日産の軽商用車製造事業出資率は51:49、伝動機構製造事業のそれは49:51、技術開発会社のそれは50:50になる。軽商用車と伝動機構の製造施設は何れもインド国内に設けられる。
軽商用車の製造は2010年に開始され、2.5~8トンの日産アトラスF24を含む軽トラックが製造される。製品はインド国内と海外市場に供給され、年間10万台以上の生産が目指される。
伝動機構製造施設は、軽商用車用のエンジンやその他の伝動機構コンポーネントを組立、製造する。
技術開発会社はタミールナド州Chennaiに設けられ、インド市場や一部の世界市場向け軽商用車や軽商用車用伝動機構を製造する。製品はALLと日産双方の商標で販売される。
Carlos Ghosn社長兼CEOに率いられるRenault -日産自動車チームは、この日ALLとの調印式に出席後、マハラシュトラ州Pune県ChakanのBajaj Auto Ltd (BAL)工場を視察、同社幹部とウルトラ・スモール・カー合弁事業等に関して協議した。
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