2007-10-31 ArtNo.40222
◆Texmaco、貨車・客車製造パートナーを近く決定
【コルカタ】K.K. Birlaグループ傘下のTexmaco Ltdは軽量貨車と地下鉄客車の2プロジェクトについて共同出資および技術協力パートナーを近く決定する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月29日伝えたところによると、TexmacoのAshok Vijay上級副社長は海外数社との交渉が最終段階にあると語った。同氏は「11月中に共同出資と技術協力の話がまとまるはず」としている。S.K. Poddar同社執行副会長によると、協力方式は合弁か技術提携の形になる。Poddar氏は今年7月、米国の貨車メーカーTrinityとの交渉が進捗していると語っていた。同社筋によると、地下鉄客車の製造についても並行して交渉が進んでいる。
同社はこの2プロジェクトに200クロー(US$4829万)を投資する計画で、西ベンガル州に新たに2工場を設ける。
またVijay上級副社長は、同州Kolkata近郊に1000クロー(US$2億4145万)を投じて開発する300エーカーの食品加工区プロジェクトについて許可を得る手続きに着手したと語った。このプロジェクトはLMJ Internationalとの対等出資で行う。Texmacoは150エーカーの自社所有地に隣接して同じ面積の用地を確保する。
他方、Ramesh Maheshwari社長兼CEOによると、同社はIndian Railwaysから過去最多となる貨車2539両を受注した。契約額は283クロー(US$6833万)で、今週中に契約調印が行われる。
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