2007-10-29 ArtNo.40208
◆重電機会社BHEL、TN州電力局と超臨界発電所建設
【チェンナイ】国営重電機会社Bharat Heavy Electricals Ltd(Bhel)とタミールナド電力局(TNEB:Tamil Nadu Electricity Board)は、合弁で8500クロー(US$21.37億)を投じタミールナド州Tuticorin県Udankudiに1600MW(2×800MW)超臨界火力発電所を建設することで合意、26日関係覚書を取り交わした。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが10月27日伝えたところによると、タミールナド州のM Karunanidhi首席大臣と中央政府のSantosh Mohan Dev重工業相兼公共企業相の立ち会いの下、関係覚書の調印が行われた。合弁会社が近く設立され、発電所はタミールナド州南部Udankudi村の500エーカーの土地に設けられる。
Dev重工業相兼公共企業相によると、プロジェクトの負債自己資本比率は80:20、合弁会社にはBHELとTNEBが各26%出資、残りの株式は金融機関が引き受ける。
第11次五カ年計画期間に最初のユニットが稼働する。BHELがタミールナド州Trichyと同州Ranipetに設けた工場で必要な一切の設備が製造される。BHELが超臨界施設を製造するのは今回初めてで、タミールナド州に超臨界発電施設が設けられるのも初めてのこと。BHELは今後5年間に8~10件の同様のプロジェクトを手掛ける計画だ。
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