【コルカタ】ワンストップVLSIチップ設計/試験/試作センターが2008年末までの稼動を目処に西ベンガル州Kolkataに設けられる。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月18日に伝えたところによると、西ベンガル州IT局のSiddharth首席次長はこのほど以上の消息を語った。それによると、『India Design Centre』と命名された同センターは10万平方フィート以上の土地に建設される。用地はすでに選定済みで、インド工科大学Kharagpur校(IIT-KGP: Indian Institute of Technology, Kharagpur)が同プロジェクトのコンセプトを立案した。IIT-KGPのほかに同州ShibpurとJadavpurのカレッジもプロジェクトに協力する。
センターの1階は研究室と試作所、2階には教育/養成施設が入り、VLSIに関する大学研究科の課程がIIT-KGPの指導で設けられる。4階は起業家養成所となり、5階はVLSIチップ試作品の設計/試験/製作に関わる企業に賃貸される。
Siddharth氏によると、India Design CentreはVLSI関連の起業家に完璧なエコシステムを提供、州IT産業の売上げ増に大きく貢献する見通しと言う。