【ニューデリー】ヤマハは250クロー(US$6286万)を投じてヤマハ製品の輸入販売を手掛ける新会社を設けるとともに、地元もしくは外国パートナーに出資を求めることを計画している。
エコノミック・タイムズが10月20日、ヤマハが政府に提出した投資申請を引用し伝えたところによると、新会社は二輪車と二輪車部品の製造・マーケッティング・輸出の他、全地形型車、船外モーター、雪上車、発電機、多目的車、揚水機、電動自転車、レーシング・カート、ゴルフ・カート等、その他の製品の輸入も手掛ける。
ヤマハは新会社に2年内に500クロー(US$1.26億)を投資、パートナーには30%の出資を求める計画で、目下適当な出資者を物色している。パートナーシップの詳細は相手が決まった後に報告するとしている。
これまでにインドに1700クロー(US$4.27億)を投資したヤマハは、その実2年前にインド子会社を製造業務を手掛けるYamaha Motor Indiaと、マーケッティングを担当するYamaha Motor India Salesに分割している。同社は最近、完成車として輸入したスーパー・バイク2モデル、R1及びMT01を発売した。
ヤマハは一時、Bajaj Autoとモーターサイクル領域における提携交渉を進めていたが、業界観測筋によると両社の協議は棚上げされたようだ。