SEAnews 2007-10-19 ArtNo.40166

【ニューデリー】電気通信局(DOT:department of telecommunications)は、3Ｇ(第三世代)ライセンスを2Ｇライセンスの延長としてではなく、新規ライセンスとして発行、また地元プレーヤーばかりでなく外国プレーヤーの申請も認める方針を決めた。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが10月16／17日報じたところによると、これにより2Ｇライセンスを取得する機会を逸したものが再挑戦できる他、Deutsche TelecomやNTT DoCoMoのような外国テレコム企業も3Ｇライセンスの申請を通じ、インド通信市場に進出できることになった。
3Ｇサービスは、より大きなデータ及びダウンロード・キャパシティーをサポートし、2Ｇの音声サービスも提供できる。
DOTのDS Mathur次官が16日語ったところによると、DOTは3Ｇ及び広帯域ワイヤレス・アクセス政策の立案作業を完了し、A Raja通信情報技術相の承認を待っている。
3Ｇ周波数帯の割当には、インド電気通信監督局(TRAI:Telecom Regulatory Authority of India)が提案した競売方式と2Ｇライセンス発行の際と同様の割当方式の2つの選択肢を用意した。
後者の方式を採用するのであれば、オペレーター選考基準も既に準備している。当面合計4社に3Ｇライセンスを付与し、内1社は国営電話会社2社－Bharat Sanchar Nigam Ltd(BSNL)／Mahanagar Telephone Nigam Ltd(MTNL)－中の1社になる。
入札方式を採用する場合、TRAIは、Ａサークル(Mumbai／Delhi)の最低落札価格を80クロー(US$1982万)、Ｂサークル(Chennai／Kolkata／その他)のそれを40クロー(US$991万)、Ｃサークルのそれを15クロー(US$372万)にするよう提案している。