【ニューデリー】インド食品加工部門への外国直接投資(FDI)申請額は昨年2倍に拡大したが、今年通年では21億ユーロの大台に乗る勢いを見せている。
インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダードが10月17日、インド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)とKPMGの調査報告を引用し伝えたところによると、今年に入って以来の食品加工業非公開株に対する投資(private equity investment)は11件1億640万ユーロと、昨年通年の2件420万ユーロに比べ急増した。
また加工食品輸出は2002-03年の47億ユーロから2006-07年の138億ユーロに194%拡大した。食品加工省は、今後8年間に世界の加工食品貿易に占めるインドのシェアを現在の1.6%から3%に高めることを目指している。
企業が契約農業/原料調達/農業リンケージに関心を高める中、農業バリュー・チェーンの様々なセグメントにおける民間部門の参画が拡大している。こうした民間企業にはHindustan Uni Lever、ITC、Pepsiが含まれる。
インドの食品加工比率は果実/野菜2.2%、ミルク35%、食肉21%、家禽6%、農産品38%と、国際水準を大きく下回っている。このため成長の潜在性が高く、多くのビジネスの機会が存在する。ちなみに農産品の加工比率は中国40%、タイ30%、ブラジル70%、フィリピン78%、マレーシア80%となっている。