【ニューデリー】インド輸出組織連盟(FIEO:Federation of Indian Export Organisations)は9日、今年通年の輸出目標を1600億米ドルから1400億米ドルに下方修正したのは、ルピーの対米ドル相場高騰に伴う既定の結論であるとの声明を発表した。
インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月9/11日報じたところによると、FIEOのG.K. Gupta会頭は、そのステートメントの中で、同氏は数ヶ月前に政府に対し輸出業者に対する救済措置を要請した際、輸出目標を1400億米ドルに下方修正せねばならないことを指摘したと語った。
商工省のGopal K. Pillai次官は8日、「ルピー高の現状では今年通年の輸出額は最良でも1400億米ドル」との見通しを明らかにした。Kamal Nath商工相は数日前には依然として今年通年の輸出目標達成に自信を表明していた。