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2007-10-12 ArtNo.40129
◆SAIL、金利上昇で拡張計画に伴う負債７倍に拡大も
【ロンドン】金融引締めと世界的な金利上昇で120億米ドルの拡張計画を進めている国営Steel Authority India Limited (SAIL)が、コスト超過に陥る恐れが懸念されている。
インディアン・エクスプレスが10月10日、Financial Timesの9日付の報道を引用して伝えたところによると、SAILのRoongta会長はベルリンで「いろいろな見方があるが、SAILの債務コストが上昇するのではないかと懸念している」と語った。しかし、債務コストがどれほど上昇するか推測することは控えた。同会長によると、投資費用の半分は内部のキャッシュフローで、残る半分が借り入れで賄われる。同氏は「借り入れは現時点で10億米ドルで、最終的影響はまだ分からない」としているが、Financial Timesは、「金利の上昇で同社の債務コストは毎年最大1億米ドル上昇する可能性があり、これは投資期間中にSAILの債務が60～70億米ドルに膨らみうるということだ」と述べている。
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