【ニューデリー】今年9月の乗用車(car)販売台数は10万5822台と、昨年同月の9万4757台に比べ11.67%増加した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズが10月10/11日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の発表を引用し伝えたところによると、主要メーカーの中では、Maruti Suzukiが昨年同月比14.83%増の5万6322台、Hyundai Motors India Ltdが同9.42%増の1万7993台、Honda Sielが同11.85%減の5272台、General Motorsが195%増の3798台を、それぞれ販売した。
乗用車販売は祝祭日シーズンの到来に助けられ、自動車カテゴリーの中で唯一好調を保った。自動車販全般については、二輪車/中大型商用車/三輪車の落ち込みで、前月に引き続き9月もマイナス成長を記録した。ヒンドゥー暦の『Shraddha』期間には買い物を控える傾向があり、また今年は昨年に比べ祝祭日シーズンの到来が遅れたことも販売不振につながったものと観測筋は見ている。昨年は祝祭日シーズンに向けた購買ブームが9月にスタートしたが、今年は10月以降になる見通しだ。
多目的車(multi-purpose-vehicles = van type)や多用途車(Utility Vehicles)を含めた乗用車輌(Passenger vehicles)の9月の販売台数は昨年同月の12万1568台から13万3320台に9.66%増加した。