【ニューデリー】新及び再生エネルギー省は、タミールナド/アンドラプラデシュ/カルナタカ/マハラシュトラ/マドヤプラデシュ/チャッティースガルの合計6州から再生可能エネルギー設備製造業者のための特別経済区(SEZ)開発申請を受けており、開発コスト総額は2万クロー(US$49.55億)と見積もられる。
エコノミック・タイムズとザ・ヒンドゥーが10月6/7日報じたところによると、インド商業会議所(ICC:Indian Chamber of Commerce)が主催した『インド・エネルギー・サミット(India Energy Summit)』の2日目(10/6)、演壇に立ったVilas Muttemwar国務相(新及び再生エネルギー担当)は以上の消息を語った。それによると、SEZの具体的開発地はまだ決まっていないが、当初開発コストは2万クロー前後と見積もられる。セントラル・ロケーションやロジスティクス、その他の条件を配慮した後、建設地を決める。
新及び再生エネルギー省は、州政府や民間プレーヤーと合弁で、再生エネルギーSEZを開発、民間プレーヤーは新SEZの一員になる。
インドでは再生可能資源を通じ最大25万MWの発電が可能と予想される。新及び再生エネルギー省は、再生可能資源を通じ第11次五カ年計画期間に1万4000MW、第12/13次五カ年計画期間に3万MWの発電能力を追加することを目指している。第13次五カ年計画終了時にインドは5万4000MWの再生可能発電キャパシティーを保持することになる見通しだ。内訳は、風力発電4万MW、小規模水力発電6500MW、バイオ発電7500MW。今年9月時点の再生可能発電キャパシティーは1万500MWで、内訳は風力発電7321MW、太陽光発電2013MW、バイオ発電1222MW。