2007-10-08 ArtNo.40104
◆Caparo、チェンナイ近郊に豪華バス製造工場計画
【チェンナイ】Lord Swraj Paul氏が率いるCaparo groupの一翼、Caparo Vehicle Products(CVP)はタミールナド州Chennai付近に豪華バスや特殊車輌を製造する施設を設ける計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが10月5日、他紙の報道も引用し伝えたところによると、同プロジェクトに必要な投資額は80クロー(US$1982万)と見られる。
チェンナイにはこの他、型・工具用備品/検査装置の設計・製造、製品開発、写植等を手掛ける研究開発(R&D)センターや、自動車/航空産業のためのコンサルタント部門が設けられる。
Caparo Plc重役(CEO)も務めるCaparo IndiaのAngad Paul会長が4日記者会見して語ったところでは、タミールナド州には少なくとも1000クロー(US$2.478億)を投資する。しかし投資額は顧客の需要に依存しており、額はそれほど重要ではない。
グループはこれまでにSriperumbudurに400クロー(US$9911万)を投じてスタンピング部門/R&Dセンター/ツール・ルーム/アルミニウム鋳造・鍛造施設を、またOragadamに300クロー(US$7433万)を投じて自動車/航空産業用管部品、自動車用制動装置/ファスナー/複合材料製造・検査施設を設ける方針を発表している。Paul氏によると、これら2施設は自動車/航空/海事等の業界に奉仕する。
この日、M. Karunanidhi首席大臣立ち会いの下、Sriperumbudurの120エーカーの土地に設けられた施設の開所式が催された。
Caparoはまた40クロー(US$991万)を投じて、Tractors and Farm Equipment Ltd (TAFE)に供給するコンポーネントの製造施設を設ける。このためMadurai近郊Neelakottaiに20エーカーの土地を購入した。
グループはまたAmbika Paul Foundationを通じ、タミールナド州に工業高専1校と、多くの小学校を建設する。インド・ビジネスは近い将来、グループ世界売上げの半ばに貢献する見通しと言う。
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