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1995-02-06　ArtNo.401

【クアラルンプル】ソニーは日本における消費者用電子製品製造業務を大幅に縮小する計画で、マレーシアは同計画から最大の恩恵を受けられる見通しだ。
ソニーの安藤重役(EVP)がＭＢＴ紙に語ったところによれば、マレーシアに製造拠点を移転する最大の利点は主要部品が直ちに現地調達できること。またソニー製品に占める労働コストの比率は20％に過ぎないため、マレーシアが最近直面する労働力不足はそれほど苦にならない。この他ベンダー・デベロプメント・スキームにより品質や納期の面でも信頼性が高い。ソニーはまたマレーシアを製造拠点とするだけでなく、域内技術移転のベースとする計画で、同目的を実現するため、研究開発(R&D)活動の強化も図られる。ソニーは現在マレーシアに5つの製造拠点を有し、同社製ＴＶの25％、ビデオ機器の60％をマレーシアで製造していると言う。(MBT:2/3)

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