2007-10-03 ArtNo.40084
◆Reliance Retail、来月アパレル1号店オープン
【ムンバイ】Reliance Retail Ltd(RRL)の初のアパレル・ストアが10月22日にハリヤナ州Gurgaonにオープンする。FutureグループのPantaloonsや、TataグループのWestside、そしてShoppers' Stop等、既存のアパレル小売業者は手強い競争者の挑戦を受けることになりそうだ。
ビジネス・スタンダードが9月29日伝えたところによると、RRLの新事業の名称は数日中に発表されるものと見られる。76人のデザイナー・チームが、男性用/女性用/子供用の22の独自小売ブランドの品揃えに取り組んでいる。
消息筋によると、メンズウェア・セグメントでは、デニムウェアのDNM、スポーツウェアのNet Play、カジュアルウェアのX Code、キッズ・セグメントでは、Sparsz/Panda/Pogo、ウーメンズウェア・セグメントではGrip/Network/Enamor等のブランドが紹介される。RRLはランジェリー・セグメントにも照準を合わせており、エキスパートを同部門の主任に据えている。
最初のストアの売り場面積は2万5000平方フィート。グルガオンに次いで、Delhi/カルナタカ州Bangalore/マハラシュトラ州Mumbai/アンドラプラデシュ州Hyderabad等に当面110店舗ほどがオープンする。
RRLは、生鮮食品部門にはReliance Fresh、家電部門にはReliance Digital、ハイパーマーケット部門にはReliancemartを、それぞれ展開しており、Reliance Freshチェーンは既に約330店を数える。
しかし、ザ・ヒンドゥーが9月28日伝えたところによると、大型小売店襲撃事件が相次ぐ中、RRLは2州における総額1万3000クロー(US$32.21億)の小売チェーン計画を棚上げにしたもようだ。これにより少なくとも1万人の就業機会が失われる見通しと言う。
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