2007-10-01 ArtNo.40071
◆Reliance、更に多くのポリエステル設備買収計画
【ムンバイ】世界最大のポリエステル・メーカーとしての地位を一層強固にするため、Reliance Industries Limited (RIL)は、さらに多くのポリエステル製造施設を低価格で建設もしくは買収する計画だ。
ビジネス・スタンダードが9月25日報じたところによると、RILのMukesh Ambani会長兼MDは株主に宛てた書簡の中で以上の方針を明らかにした。それによると、衣料品と非衣料品双方の領域における成長の機会を探る。
RILは2006-07年度年次報告書の中で、同社のジェネリック繊維ブランド『Vimal』を2009-10年までにインドを代表する繊維ブランドにする目標を掲げている。
RILは最近世界最大の総合的ポリエステル製造会社Hualon Corporation (Malaysia) Sdn Bhdを買収した。これに伴い世界のポリエステル・ファイバー及びヤーン市場におけるRILのシェアは5%から7%に拡大した。また同買収でRILの来年の営業額は4000クロー(US$9.91億)ほど拡大する見通しだ。
グジャラート州Jamnagarの特別経済区(SEZ)に30億米ドルを投じて建設中の年産200万トンの石油化学コンプレックスは2010-11年までに稼働する予定で、同コンプレックスではエチレンとプロピレンの他、下流部門製品や特殊派製品が生産される。
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