1995-11-21 ArtNo.4006
◆<泰>気象庁コンピュータ入札業者、連名で契約見直し要求
【バンコク】ユナイテッド・コミュニケーション・インダストリー(UCOM)、インターナショナル・エンジニアリング(IEC)、サハウィリヤ・グループに率いられる気象庁スーパー・コンピューター入札に応札した複数の業者が20日、連名で運輸通信省にテクノロジー・コーポレーション・グループ(TOPグループ)への契約発注に見直しを加えるよう求めた。
これらのグループは先週木曜の会合で、技術要件を満たせなかったTOPグループへの契約発注は無効とする内容の陳情書を作成、昨日これをワンムハマドノール運輸通信相に提出した模様だ。技術条件の不備で失格となったUCOMはそれ自身が契約を手にする望みはないが、2番札を入れた戦略パートナーのIECの契約獲得を支援する考えのようだ。IECはTOPグループの10億6800万バーツに次ぐ、11億6800万バーツをオファーしていた。またサハウィリヤ・グループのアナン取締役は同社が何故技術条件不備と判定されたのか理由を明らかにするよう要求している。気象庁のスーパーコンピューター導入計画は既に6カ月遅延している。(BD11/18)
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