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2007-09-26 ArtNo.40053
◆民間企業がデリー・ムンバイ・コリドーの開発主体に
【ニューデリー】インド最大のインフラ開発事業、見積もりコスト900億米ドルの『デリー・ムンバイ工業回廊(DMIC:Delhi-Mumbai Industrial Corridor)』プロジェクトは民間企業の手で実行される。
エコノミック・タイムズが9月23日伝えたところによると、「『DMIC開発公社(DMIC Development Corporation)』は民間事業体であり、民間のインフラストラクチャー企業に51%の出資が認められる。その一方、政府の出資率は49%にとどめられる」と政府筋は語った。この種の大型プロジェクトが民間の手で手掛けられるのはインドでは初めてのこと。
政府持ち分の内訳を見ると、中央政府が26%、鉄道が通過する6州、即ちウッタルプラデシュ州/マハラシュトラ州/ハリヤナ州/ラジャスタン州/グジャラート州/マドヤプラデシュ州の政府が各3.83%合計23%、それぞれ出資する。そして民間インフラストラクチャー企業が残りの51%を引き受ける。
消息筋によると、仮に政府が50%以上のシェアを握るなら様々な点で政府企業としての制約を受け、方針決定にも時間がかかる。しかし民間が51%のシェアを握ればその種の制約を受けず、プロジェクトを迅速に遂行できる。
P Chidambaram蔵相が座長を務めるDMIC運営委員会(steering authority)が政策に関わる全ての問題を処理する。
DMIC運営委員会には労働省と食品加工/工業/インフラ関連省庁の代表、そして計画委員会(Planning Commission)副議長が参加すると言う。
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